『令和のはじまりに思うこと』

令和元年最初のもくれん「お知らせ」となります。

改元をはさんだ夢のようなゴールデンウィーク10連休は、まさしく夢のように過ぎ去ってしまいました。私はといえば10連休には無縁でしたが、気分だけは年越しが再びやってきたような、新たな時代への不思議な高揚感を味わいました。その反動なのか五月病とおぼしき状態に現在あえいでおりますが、皆様は元気でお過ごしでしょうか。

つい先日、景気判断が6年ぶりに「悪化」というニュースを聞きました。平成の間くすぶり続けた日本経済を尻目に、世界第二位の経済大国にのし上がった中国と世界の覇権を死守したいアメリカとの貿易戦争が主な原因のようです。

世界の経済はつながっており、日本だけでなく中国への依存が強い国ほど景気への悪影響は避けられない状況です。そんな中、世界経済をさらに混乱させ、「令和」のお祝いムードを一気にシラけさせるような消費税増税はやはりドタキャンでも構わないのでやめてほしいと思います。

トランプ大統領が25日に来日し26日の大相撲夏場所千秋楽を観戦し、優勝力士にトロフィーを授与する予定だそうです。「同じ土俵に立つ」という言葉がありますが、アメリカは国際ルールを国家ぐるみで無視する中国に対して、同じ土俵に立つまで、中国が現在の国家体制を維持できない状態になるまで、徹底して戦う姿勢のようです。

「令和」は激動する世界情勢と経済環境の中で、船出から難しいかじ取りを迫られていますが、日本は中国や朝鮮半島以外の周辺諸国との連携を深め、通商面では世界でリーダーシップをとり、自衛のための法律をしっかり整えて、したたかに力強く進んでほしいと思います。

今月のお便りができました。是非ご覧下さいませ(^^♪