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『理不尽』
2019-08-20
お盆休みの最終日に上陸した台風10号が過ぎ去り、暑さのピークも過ぎたかなと感じるここ最近の天気ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?毎日暑くて大変な夏でも、すこし涼しくなると不思議と名残惜しい気持ちにもなります。
さて、「あおり男とガラケー女」B級映画のタイトルにありそうな凶悪犯人ペアが捕まりました。男は43歳で同い年というのがひっかかりますがとにかく良かったです。しかし取り押さえられてもよくしゃべること。あおり男は「逃げも隠れもしない!!」などと叫んでましたが、逃げてるし・・・ガラケー女は「押さえつけるなんてひどい!!」・・・ひどいことした自覚あるの?しゃべればしゃべるほど隣国の大統領のように議論する以前にかみ合わない感覚。どこから掘り下げて説明すればよいのか、そもそも意思の疎通はできるのかと疑問に思いました。実際に被害にあわれた方々は理不尽な思いとやり場のない怒りを募らせているに違いありません。
「倫理観」という言葉が頭に浮かびますが、倫理観とは、人として守り行うべき道、善悪・正邪の判断において普遍的な規準となるものの考え方や捉え方、だそうです。平たく言うと、相手のしてほしいことをしなさい、相手のしてほしくないことはしてはいけない、ということです。
ちなみに倫理観がない人と言われる3つの特徴は、自分が幸せであれば満足、ウソをつく、欲望をコントロールできない、とのこと。倫理観が著しく欠如している人がもし周りにいたら下手に関わらない方がよさそうです。さらに報道を見ていると、高層マンションの窓際に座り、遠くをみつめながらポーズを決めるあおり男の写真を拝見しましたので、この3つに私としては”ナルシスト”も加えたいところです。
まさにあおり男のニュースは理不尽でしたが、最近のニュースにおいて、見て見ぬふりはできない、世の中の理不尽さと真っ向から対峙する「NHKをぶっ壊ーす!!」で有名な「NHKから国民を守る党」、通称「N国党(えぬこくとう)」の立花代表に注目せざるを得ません。キャラクターも際立っており、過激な言動から万人には到底受け入れがたいと思われますが、YouTubeでNHKを代表とするメディアの黒い内情について暴露のオンパレード、最近では人気者のマツコ・デラックスの発言にかみつくなど、毎日彼の動向にハラハラ目が離せません。
もちろん賛否両論あるでしょうが、NHKの受信料を毎月何の疑いもなく、あるいは解せない思いを抱きながらもしぶしぶ支払っている国民へ、目を覚ませとばかりにあおっているようにも受け取れます。これはやっとのことで持ち直しつつあった景気にも陰りが見え始めている今、それでも消費税増税を頑なに実施しようとしている政府に対しての国民感情にも通じるものがあると思います。既得権益に風穴を開けようと挑む彼を色眼鏡で見るのは勝手でしょうが、間違っても見て見ぬふりをして黙殺してはいけないと感じています。
今月のお便りができました。是非ご覧くださいませ(^^)
『敵か味方か』
2019-07-18
令和最初の夏は遅い梅雨入りとなりました。本日も曇天ながら大気はたっぷりと水分を含んでおり、晴れ間が見えると不快指数はグングン上昇、夕方からは大雨に見舞われました。いまだ向こう1週間の天気予報は雨や曇りのマークが並んでおり、じめっとした天気は当分続きそうです。
もくれん事務所の夏の風物詩といえば、それはエアコンとの戦いです。本来頼れる味方であるはずの存在ですが、なかなか我々に快適を与えてはくれません。最大のネックはもくれんローカル規定の室温27度設定。これが原因でエアコンの潜在能力を発揮できていない可能性は否めませんが、風量MAX、風向きはスイングなどこだわり設定をしてみても、湿度が高すぎるのか、温度センサーがばかになっているのか、じっとしていても汗がにじみ、たまにご褒美のごとく汗ばんだ肌をフッと撫でる冷気をのがせば命取りの我慢比べ。お前は敵なのか味方なのかどっちなんだと心の中でつぶやく毎日を過ごしております。
敵か味方かといえば、最近韓国のニュースで持ちきりです。日本の韓国に対する半導体材料の輸出管理見直しによるものですが、それに対して韓国政府の強い反発があり、SNSでは日本製品の不買や日本への旅行中止を求める「ボイコットジャパン」を呼びかける投稿が広まっているようです。
昨今、近所付き合いが苦手な方も多いでしょうが、トラブルを起こさず、それなりにうまくやっていくには最低限のマナーは必要だと思われます。しかしそうはいっても敬遠されがちな近所のヤバイ人がどこにでも存在するのも事実です。そんな人が隣人だったらと想像するとゾッとしますが、直接話してもらちがあかない場合はしかるべきところに委ねるしかありません。
今年は亥年にあたるため選挙が続きます。4年ごとの統一地方選と3年ごとの参院選が、最小公倍数の12年ごとに亥年で重なるためです。今度の日曜日は参議院議員選挙の投票日です。もくれんでは先立って16日に不在者投票を行いました。「韓国疲れ」ならぬ「選挙疲れ」で亥年は投票率が落ち込むと言われます。消費税増税が既定路線になってしまっているため、この梅雨空のように争点がぼやけていますが、参議院議員は任期が長いのでとんでもない人物を選ばないようにだけ注意したいところです。
今月のお便りができました。是非ご覧下さいませ(^^)/
『元も子もない』
2019-06-17
6月も半分が過ぎました。日中は蒸し暑さを感じる日が増えてきましたが、いまだ梅雨入りしていないせいか、今のところ屋内では窓を開けると涼しい風が入り込み、比較的過ごしやすいと感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
6月は前半だけで色んな話題が目白押しでした。特に芸能界では、4WD不倫、土下座、山ちゃんと蒼井優結婚、闇営業など盛りだくさんでした。また、元農水省事務次官がひきこもりの長男を殺害という悲惨なニュースもありました。これは殺害された長男と同い歳ということもあり、境遇は違えど同じ就職氷河期世代としてなんだか身につまされる思いでした。
そして、金融庁による「老後2000万円」問題。将来、今の現役世代は年金だけでは老後は暮らせませんよということでしょうが、うすうす無理であろうことはわかってはいましたが、2000万円とは・・・おちおち長生きもしていられないなと思いました。
はなから2000万円は無理とあきらめ、つつましく、そしてブレーキとアクセルを踏み間違わないように老後を過ごすことを決めましたが、とはいっても年金がないとそんな生活もままならないと思い、年金について色々調べてみました。
国の年金には「保険料をトータルで10年以上支払わないと年金が1円ももらえない」というルールがあります(※訂正 2017年8月1日より 25年→10年)収入の減少や失業等により経済的に難しいときは「免除制度」を申請さえしておけば、きちんとその期間も「加入期間」にカウントされます。免除の申請をしていた場合、過去10年前分までさかのぼって支払うことができます。
年金未納問題や少子高齢化により年金制度は維持できないのではないかと危惧されたりしますが、「国民年金」については、年金の支払いの「半分」は税金から支払われています。つまり現役世代の保険料プラス年金積立金で残り半分を負担すればよいことになります。
国の年金制度というのは「100年」という単位で計算されており、現役世代の手取りの給料の50%になることを目安にしています。少し掘り下げると、年金の試算には「出生率」と「経済成長率」という2つの数字が基本となっており、「出生率」は2005年に記録した過去最低の「1.26」(2018年は1.42)、「(実質)経済成長率」は「0.8%」(2018年度は0.6%)が前提となっています。
あくまでも最低限の保障であり、半分では足りないという方は蓄えておくしかないということです。毎年自分の誕生月に送付される「ねんきん定期便」をみれば、これまでの保険料納付額やこれまでの加入実績に応じた年金額がわかります。
平均寿命より早く死んだ場合は払い損になり、その浮いたお金は長く生きた人に渡していることになり、年金制度は破綻するのが逆に難しいということでした。
今回の金融庁は年金が危ないと消費税増税をあおっていますが、消費税増税こそが経済を冷え込ませ、少子化に拍車をかけ、年金制度を危うくする・・・まったくもって「元も子もない」とはこのことではないでしょうか。
今月のお便りができました。是非ご覧下さいませ(^^)/