お知らせ
159 件中 66 〜 70 件目を表示しています。
『元も子もない』
2019-06-17
6月も半分が過ぎました。日中は蒸し暑さを感じる日が増えてきましたが、いまだ梅雨入りしていないせいか、今のところ屋内では窓を開けると涼しい風が入り込み、比較的過ごしやすいと感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
6月は前半だけで色んな話題が目白押しでした。特に芸能界では、4WD不倫、土下座、山ちゃんと蒼井優結婚、闇営業など盛りだくさんでした。また、元農水省事務次官がひきこもりの長男を殺害という悲惨なニュースもありました。これは殺害された長男と同い歳ということもあり、境遇は違えど同じ就職氷河期世代としてなんだか身につまされる思いでした。
そして、金融庁による「老後2000万円」問題。将来、今の現役世代は年金だけでは老後は暮らせませんよということでしょうが、うすうす無理であろうことはわかってはいましたが、2000万円とは・・・おちおち長生きもしていられないなと思いました。
はなから2000万円は無理とあきらめ、つつましく、そしてブレーキとアクセルを踏み間違わないように老後を過ごすことを決めましたが、とはいっても年金がないとそんな生活もままならないと思い、年金について色々調べてみました。
国の年金には「保険料をトータルで10年以上支払わないと年金が1円ももらえない」というルールがあります(※訂正 2017年8月1日より 25年→10年)収入の減少や失業等により経済的に難しいときは「免除制度」を申請さえしておけば、きちんとその期間も「加入期間」にカウントされます。免除の申請をしていた場合、過去10年前分までさかのぼって支払うことができます。
年金未納問題や少子高齢化により年金制度は維持できないのではないかと危惧されたりしますが、「国民年金」については、年金の支払いの「半分」は税金から支払われています。つまり現役世代の保険料プラス年金積立金で残り半分を負担すればよいことになります。
国の年金制度というのは「100年」という単位で計算されており、現役世代の手取りの給料の50%になることを目安にしています。少し掘り下げると、年金の試算には「出生率」と「経済成長率」という2つの数字が基本となっており、「出生率」は2005年に記録した過去最低の「1.26」(2018年は1.42)、「(実質)経済成長率」は「0.8%」(2018年度は0.6%)が前提となっています。
あくまでも最低限の保障であり、半分では足りないという方は蓄えておくしかないということです。毎年自分の誕生月に送付される「ねんきん定期便」をみれば、これまでの保険料納付額やこれまでの加入実績に応じた年金額がわかります。
平均寿命より早く死んだ場合は払い損になり、その浮いたお金は長く生きた人に渡していることになり、年金制度は破綻するのが逆に難しいということでした。
今回の金融庁は年金が危ないと消費税増税をあおっていますが、消費税増税こそが経済を冷え込ませ、少子化に拍車をかけ、年金制度を危うくする・・・まったくもって「元も子もない」とはこのことではないでしょうか。
今月のお便りができました。是非ご覧下さいませ(^^)/
『令和のはじまりに思うこと』
2019-05-16
令和元年最初のもくれん「お知らせ」となります。
改元をはさんだ夢のようなゴールデンウィーク10連休は、まさしく夢のように過ぎ去ってしまいました。私はといえば10連休には無縁でしたが、気分だけは年越しが再びやってきたような、新たな時代への不思議な高揚感を味わいました。その反動なのか五月病とおぼしき状態に現在あえいでおりますが、皆様は元気でお過ごしでしょうか。
つい先日、景気判断が6年ぶりに「悪化」というニュースを聞きました。平成の間くすぶり続けた日本経済を尻目に、世界第二位の経済大国にのし上がった中国と世界の覇権を死守したいアメリカとの貿易戦争が主な原因のようです。
世界の経済はつながっており、日本だけでなく中国への依存が強い国ほど景気への悪影響は避けられない状況です。そんな中、世界経済をさらに混乱させ、「令和」のお祝いムードを一気にシラけさせるような消費税増税はやはりドタキャンでも構わないのでやめてほしいと思います。
トランプ大統領が25日に来日し26日の大相撲夏場所千秋楽を観戦し、優勝力士にトロフィーを授与する予定だそうです。「同じ土俵に立つ」という言葉がありますが、アメリカは国際ルールを国家ぐるみで無視する中国に対して、同じ土俵に立つまで、中国が現在の国家体制を維持できない状態になるまで、徹底して戦う姿勢のようです。
「令和」は激動する世界情勢と経済環境の中で、船出から難しいかじ取りを迫られていますが、日本は中国や朝鮮半島以外の周辺諸国との連携を深め、通商面では世界でリーダーシップをとり、自衛のための法律をしっかり整えて、したたかに力強く進んでほしいと思います。
今月のお便りができました。是非ご覧下さいませ(^^♪
「令和」に向けて
2019-04-11
桜の見頃もとうとう今週まででしょうか。すっかり暖かくなり木々の芽吹きが目に鮮やかな今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
平成から令和への改元も決まり、ゴールデンウィークの真っ只中の来月1日は新天皇即位日、令和元年となります。元号を用いるのは世界で日本だけであり、日本人だけが独自の時間軸を生きていることに改めて誇りを感じます。
さて、4月は新年度の始まりでなにかと環境の変化もあり、身体的にも自律神経の乱れやすい季節と言われます。
”ぎっくり腰”が多いのもこの季節です。私は一昔前整体師をしていたのですが、ぎっくり腰は腰が悪いのではありません。腰の痛みは結果であって、原因は主に股関節や肩甲骨周りの筋肉の緊張にあります。それらの関節が固い状態で重いものを持ったり体をひねったりすると、腰椎の可動域を超えてしまい捻挫をしたような状態になります。
立ち仕事やデスクワーク、もちろん介護の仕事においても酷使する筋肉によって骨が引っ張られ、体の歪みが生じます。日頃から自分の姿勢のクセを意識して、固くなった関節を緩めるケアをして、上手に自分の体と付き合っていく必要があります。
日産ゴーン前会長が再逮捕されました。日産の資金の私的流用の疑いとのことですが、世界の基軸通貨であるドルの流れはアメリカの金融当局が一手に握っているので、日本政府が動いて情報提供を求めたと言われています。
お金がなさ過ぎて心が歪むことはこれまでの人生で幾度となくありましたが、ゴーンさんのような大金持ちでも心が歪んでいるのか、依然として悪びれることなく無罪を主張しているようです。法律で裁けるか裁けないかはさておき、経営者のあるべき姿とは程遠いと思われます。
「令和」の意味するすばらしい調和を目指して、来るべき新しい時代を、身も心も歪みを正しながら進んでいければと思います。
今月のお便りができました。是非ご覧くださいませ(^^♪